2022年12月末、amazon 売れ筋ランキング1位だった超小型カメラをレビューしていきます
先に結論からいうとクセのありすぎるおもしろアイテムでした。
まず画質は10年前の低スペックガラケーくらいの画質とフレームレートです。
参考:Smhores 912.18キロビット/秒 15FPS
参考:iPhone4K撮影で 39.73メガビット/秒 30FPS
室内だと色合いもそれなりに良いのです。画角も105°ほどあり小型カメラとしては全然広いです。
操作に関しては、このカメラ本体のみでの撮影はできず、スマホでのリモート操作が必要でした。
FOWLというアプリをインストールしてカメラを操作します。
謎のユーザー登録をしなければ使えななかったり謎のメール受信箱を用意されます。
(捨てメアドと捨てパスワードを設定しました)
カメラとスマホを接続する設定は、説明書とは違いよくわからないままの流れでできました
Androidだと録画しているはずのデータが行方不明となり、映像の再生もできません。
iPhoneだとiPhone本体側に記録されます。Androidは諦めてiPhoneでのみ操作ができると思ったほうが良さそうです。
SDメモリーカードを入れてフォーマットしても改善なく、そもそも保存先の選択設定もなし。
記録された(?)SDカードをPCに挿入すると認識エラーで初期化を求められる
SDカードを使うこと自体がもはや意味不明でした…
また解像度を4Kに設定変更をして撮影したところ強制的にフルHDで記録される仕様でした
IRライトが内蔵されていることもあり、赤外線照射範囲は広め。
暗くなると自動点灯します。ここに関しては100%動作しました
ただ、ここでもクセを発揮していて、
iPhoneでリアルタイムにモニタリングしている時は気づきませんでしたが、
実際の記録された映像では明るい→暗いになるタイミングで
映像が一時停止しているような動きもあります
1分10秒で撮影した映像も実際の映像は35秒だったり
一時停止しているであろう間の映像はフリーズ状態で記録されていたり(?)
10秒で撮影した映像は、15時間撮影した謎の長尺となって記録されます(データ容量は実映像分のみ)
記録時間も映像もいろいろバグって面白いです。
(いろいろと理解が追いつかないのであくまで仮説ですw)
それから最後に、お決まりの同封アイテムとして
Amazonギフトカードがもらえますカードが同封されていたのでAmazonレビューの高評価はあてになりません。
クセがあり面白いカメラです。謎解きカメラという新たなジャンルでしょうか。
カメラとしての実用性は難ありです
冗談に聞こえるかもしれませんが、これはカメラではなく小型IRライトとして使用するならとてもおすすめ優秀です。
確認したところ、IRライトが8発、それにIR940不可視光です。キィーーンという高周波音もなく、バッテリーも内蔵されています。
暗所センサーがカメラレンズ一体型のため、レンズ部を黒いテープで塞げば、常時IRライト照射も可能です。
当M12cameraカスタムのDUOVOX MateProと組み合わせて使うととても相性良いです。
実際に使って重宝していますしね。本当にいい。
商品レビューは以上です。
今回もご覧いただきありがとうございました。