開封。そしてさっそく電源を入れると何やら喋ってるEP8。耳元に持っていくと何を言っているのかやっと聞こえる小さな音声案内から始まりました。

「SDカードを初期化してください」

説明書をパラパラと見て、「OD CAM」というアプリと初期WiFiパスワード12345678を入力していざスマホ接続。ここまで操作は全く難しいこともなく簡単です。

第一印象:プレビュー画面がめちゃキレイ

驚いたことにWifi接続が5GHzであったためでスマホで接続したプレビューが超安定。2.4Ghzだと混信により映像がカクついたり遅延したりそういったことがなく安定感抜群でした。この辺りGoProと同じ仕様で今後どのメーカーもこちらを標準にして欲しいところです。

手ブレに関しては、”ジンバル”という表記がされていました。この小型カメラの大きさ的にもそれは大袈裟でしょと思っていましたが、、、、やはり大袈裟でした。例えるならSONY FDR-AS50と同等といったところで”気になるほどではない”といった印象です。GoProやinsta360やDJI系のような良すぎる機器を体感されている方なら評価は辛口になりそうです。

あとは最低限チェックしておきたいのは画質と暗めのシーンでの撮影、そして熱暴走までの時間です。

まずは熱暴走・熱停止はいかがなものか。

以下の条件で高負荷テストしていきます。

1.スマホ接続プレビューしながら

2.本体充電もしながら

3.4K30fpの解像度で

4.室内27度

撮影開始から12分・・・ WiFi接続で画面がカクつくことなくスムーズ。

撮影開始から20分・・・本体の温度は40度ほどでまずまず。20分の最低ラインはクリア。

撮影開始60分・・・依然本体温度も40度ほどで安定しています。WiFiも映像が安定。90分まで連続撮影できたためボタンを押して停止。EP8は熱暴走、熱停止は心配なく「超優秀」ですね。

ちなみにフル充電からバッテリー切れまでの撮影時間は52分でした。バッテリー容量は1000mAです。

最後に画質です。ここまでとても好印象なOrdro EP8。

しかしここから好印象が急降下です。どうしたのかというと、プレビューではキレイでしたがmicroSDに記録した映像を見ると、え?え?え?これはどのメーカーと比べても劣る画質。それもそのはず検証してみたところ50cm〜1mに限定してキレイ。

オートフォーカスでないので贅沢は言いませんが、使用しているレンズが残念なのでしょうか。無限遠のはずですがここまで距離が限定された範囲のみキレイってどうなってるんでしょう。さらには室内の普通光でもノイズがちらほらしていて、屋外でしかキレイな画質になりません。

というわけでこのOrdro EP8は、手元を中心とした作業用カメラ です。

ネイルやプラモデル、DIYなどされるYoutuberには好まれそうなカメラです。一般的な使い方には向いていないなという小型カメラです。こんな画質ですという動画をアップロードする気力すら失ってしまったのでテキストのみでこの記事は終わろうと思います。

最後に、M12cameraとしてこのOrdro EP8を改造してアップグレードなんてのは、基本性能が不十分なために特にこのカメラは改造はしない方向です。

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